リベンジ !!


中学受験に失敗した息子は、これがゴールではないと幼いながらもリベンジを誓った様子でした。最終目標は無論、医学部合格ですが、自宅は岐阜県の地方都市。都会の生徒さんたちとの「格差」も気になります。

中二の夏休み、今いる地方の六年一貫校よりむしろ東京の高校へ、と考えて塾の講座など模索しているとき、私立医学部、特に帝京医学部や埼玉医科、獨協大学医学部志望ならば、と人づてに評判を聞いてお願いした先生が、後に医道会を立ち上げられた方だったのはまさに幸運でした。夏休みの間、東京でずっとご指導いただいた先生のお力は、岐阜にいる家庭教師や塾講師などとは雲泥の差だ、とは息子の弁です。

その後は隔週で週末に上京させましたが、岐阜での平日も電話、FAX、インターネットで学習の管理をしていただき、都内某有名私立高校に合格を果たしました。親元から放す際にも、頼りになる先生のおかげで不安を感じませんでした。東京での高校生活でも遠隔地指導のときとさほどペースは変わらず、集中指導と日々のフォローでペースを作っていただき、文字通り一週間ごとに進歩を実感できたそうです。

先生は学習管理の傍ら、正式に立ち上がった医道会のスタッフとともに息子の日々の暮らし方のチェックや保護者代わりの用向きまでも果たしてくださり、まるで息子を信頼できる親族に預けたような気分でした。

お会いしてから夢のように早く過ぎ去った四年半でした。思えば中学入試に失敗していなければ、帝京医学部や埼玉医科、獨協大学医学部などの情報集めは遅れ、医学部受験の準備はかえって滞っていたかもしれません。私どもの頃とは様変わりして、いずこも大変な難関となった医学部に現役合格できたことは息子の努力の賜であると同時に、医道会のおかげと心より感謝しております。

(岐阜県在住 昭和医大・東京医大・獨協医科大・帝京大学医学部合格 保護者)